「早稲田大学の理工系におけるコピペ文化について」について
Twitterにこんなのが流れてきた。
自分の周りの状況を「早稲田大学の理工系」って一般化するなよ。とまず言いたい。
これで終了ってのもなんなので、以下、少し細かい話を。読みたい方だけどうぞ。
その前に
自分の話
- 15年前位に卒業
- 情報系
- 一般入試
早稲田理工が、他の理系大学と比べて比較的緩いのは事実だと思うけど、
ちょっとツッコミ
学科によって違うでしょ
早稲田の理工に入ると、1年生の実験が始まる。週1回の実験で、レポートや試問が課され、それをまとめる必要がある。また、2年生になると学科別の専門的な実験が始まり、レポートの量も増え、求められるものも増える。
この人、化学系なのかな。小保方さんと同じ応用科学なのかもね。情報系だと「学科別の専門的な実験」なんて当然ない。
教授陣はコピペを容認している。学生がコピペを多用するのを知っていているため、私のいたときはレポートはすべて手書きでないと認められなかった。
自分はこの人より10年位前の卒業だけど、情報系だと、手書きのレポートなんて殆ど無かった気がする。プログラムと実行結果、考察とかをLaTeXで書いて、印刷して提出みたいなのが多かった。
研究室によっても違うでしょ
一方早稲田の理系は、お金がないからなのか学生と先生の比率がおかしい。研究室は基本的に1人しか教授がおらず、そこに多いときは1学年12人配属になる。つまり、学部4年・修士課程1年、修士課程2年だけだとしても学生は30人強いる。
これは教授の政治力によってかなり違うはず。自分が所属していた研究室はかなり特殊な例だと思うけど、
学生がこれくらいいて、
- 学部生が1学年12人位
- 修士は1学年6人位
- 研究テーマによって4グループ位に分かれていた
それに対して、指導する側、スタッフとかは
- 教授1名
- 助手(今だと助教?)1名
- 共同研究先(?)の教授1名(?)
- 海外から来ている研究者が何人か
- 秘書1名?
くらいはいたと思う。
自分は関わってないので詳しくは知らないけど、企業との共同研究プロジェクトも2つ位あったと思うから、それなりに大変だったんじゃないかなと。
附属上がりのレベルが低いのは、特定学科じゃないかと
附属高校から上がってくるボンクラ学生がいることもある。もちろん附属から来た学生がみんなひどいわけではないが、スクリーニングされていないので下限がない。
この辺はあまり詳しくないけど、附属でも在学中の成績順に学部・学科を選ぶみたいなので、レベルが低い学生がいるのって不人気学科に限るんじゃないかなー(自信なし)。
最後に
時事ネタだし、ちょっと乗っかってみた。
しかし、おぼちゃん、やってくれたねー。専門外の話なんでしばらく静観してたけど、昨日の理研の記者会見等からすると、アウトって事だよね。
自分はそこまで愛校心は強くないけど、やっぱり卒業生がこういう恥ずかしい事件を起こすってのは嫌な気分になる。